[それから間もなくして。 楠は居眠り運転を注意勧告するポスターを店内に張っていた。 事故は減らないようで、コンビニ周辺でも大事には至らないものが複数件起こっていた。]おつかれさまっした!『おう、気を付けて帰れ。 自転車だっけ。居眠り運転すんなよ』自転車なんで、そんな心配なんてありませんよ。[店員と笑いあってから店を出る。 労働の疲労はあっても眠気はない。 なのに。]