人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


【墓】 黙示天使 アデル

 ― 現在 ―

[窓の向こう側。
 星々へ降り注ぐ花>>151を、黙示天使もまた目にしていた]

 ナタリエル様――……

[ひそやかに祈る大天使の翼が、一翼月白に変じていたことに黙示天使も気付く]

 あれが、告死天使殿の残されたもの、か。

[光へも影へも、名も無き天使らへも、祈りは等しく降り注ぐ。
 自らと一体であったかのような下級天使らも、ひとつひとつのいのちとしてそこに在ったのだと、星の如く散る輝きに気付かされた]

(+59) 2017/11/11(Sat) 22:45:45

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby