[蜜飴は、凍った体温の身では直ぐに融ける事は無かった。 きっと常温ならばすっと溶けて消えてしまう程のものだったに違いない。 氷華が文句を言いつつも食べる様子を、何処かしてやったり、を含ませつつの微笑を浮かべ。] これはね、“美味しい”って言うんですよ。[「とっても甘いですね。」と、黙りこんだ氷華>>+58の代わりに、蓮魔へとリリは感想を伝えた。*]