[しかしカレルとミヒャエルの言い合いは、まだ終わっていなかったらしい。 カレルの口から語られるのは、敵国元首との意外な関わり>>+56] 元首と過去に会っていたのか? ――まさか、あの剣技……。[知らぬ所で身に付けていたカレルの剣筋を思い出す。 しかし、戦闘中に交わしたのだろうカナンとカレルのやりとりには、信じ難いものがあった] まさか、戦功どころでなくとんでもないことをしたのか……!?[少しばかり畏怖の念を持ってカレルを見詰めた*]