そう簡単に――、―――やられてたまるかってのよ!![全て描き終えた槍を再度上向けたと同時、円から竜巻のごとき風の柱が現れて宙を突っ切り始める。群れる妖なるものの飛来を押しとどめるくらいの力しか持たないが、それだけでも充分だという確信は、あった**]