[それよりも、視界の端に見えた赤に意識が持っていかれる。>>122隊長、と叫ぼうとして声にならなかった。テーブルに腕を突いて、身を乗り出す。え。うそだろ。なんで、血……。] 隊長…[掠れた声がようやく出た。食い入るように、先を見つめる。*]