そも、それまでは境界線を引いていたはずなのに、それだけの結びつきが築かれたんだから、何かしら特別だったんだろうな。
[自分取っては当たり前の、騎竜師の在り方。
それは、対する彼には本当に未知の領域なのか、と返る言葉から改めて思う。
同時に過るのは、踏み込み過ぎに注意だな、という自戒。
とはいえ、返る反応がこうも素直だとついつい構いたくなってしまうのだが]
[それもあって、合流後は余り口を出す事はなく。
ただ、翡翠を見て不思議そうに鳴く陽竜>>*93に、苦笑めいた表情を向けるのみ。
翡翠は、内緒だよ? とでも言わんばかりの響きでるるぅ、と鳴いていたりしたのだが。*]