[アイルリートの予感を裏付ける様に、それは訪れる。
飾る物言いもなく、真実強くも緊張を何処か孕んでる神官長の言葉>>20]
……ちっ やはりそういう事か。
余りに時間が無さすぎたからこそ
ココまで強引な手段に出たというわけか。
あの馬鹿者が!
この僕に対して調和とか強調とかいうクセに
お前もひとりでデカいのを溜め込んでいるではないか!
これが終われば一発なぐってやる!
[混沌の王、相手が伝説に語られる程の存在という事に驚きはするが。
然しアイルリートはどちらかと云えば、ひとりで溜め込んでいた彼に少し憤慨していた。
だがそれを怒るも殴るも、まずはこのフラクシヌスを『混沌』の手から守らなければ始まらない]