[目星50%は信頼できない、わかります。
必要な技能には全振りしようね……、と、あらゆるリソースを戦闘関係に突っ込んでいる警備員さんは思うのでした。
ならば他に調べられそうな場所は――とあたりを見回したところで、
槍を手にラボの周囲を警戒しているフレデリカの姿が見えた。
もしかしたら、調査中の誰かと、話をしているときもあったかもしれないけれど。
そちらへと、歩み寄る。]>>+30
大丈夫かい?
さっきみたいなのが出てきたら、危ないよ。
見張りなら俺が代わろうか。
[彼女がまだ周囲の警戒を続けるなら、一人にしておくわけにはいかない。
通路へと視線を走らせ、何が起きても対応できるよう、体勢は整えておく。
何せいまは、もう長いこと身体を苛んできたあらゆる不調が、感じられなくて。
こんなにしっかり身体が動くのはいつ以来だろう。
もし彼女がメイン・ラボで調査を始めるなら見送るけれど、見張りを続けるなら一緒にと、申し出るだろう。]