― 天上宮・内庭東屋 ―ですが、気が引けたりせぬようなんて余計な気を回し、当日は不在してしまいまして。今思えば少々惜しいことをしたかも、と。[今更悔いはしないが、誇らしげなノトカーを見て思うものもあるのだと、軽く肩を竦める。やがて東屋に着くと、敷物や背当ての位置を多少整えて、一角に腰を下ろした**]