[いつの間にか新たな窓が出来ている。
その先にいるのは相手方の将軍か、見知らぬ姿が駆けていく様子。
どうやらこの窓は千里眼のように、離れた場も同時に見られるらしい――
それに気付いたからか、とある心残りに反応したようにまた別の窓が現れる]
カレル――!?
[そこには今まさに、倒れんとするカレルの姿が映っていた>>104。
如何なる経緯があってその場面に至ったのか、注視していなかった者にはわからない。
ただ相手方が相当な大物ということは、周囲の様子や立ち居振る舞いから知れた>>110]