宝石の羽根?[ 聞いて、視線を落とすのは、丁度翡水と対峙した蟲鳥の娘 ]...お前もいい加減、不器用だな。[ 呆れた調子の言葉は、けれど、揶揄を含んではいない。娘よりも更に、人付き合いという点では不器用を通り越している男は、顔伏せる娘に何のアドバイスも出来る訳でもなかったが ]戦って...伝わった事もあるかもしれないぞ。[ そうとだけ口にしたのは、それが間近な経験則であったからかもしれない* ]