― 宿・厨房 ―[意気込んで出発したものの>>+45、数分もしないうちに戻ってきた。少女が生きているのなら無用の長物だろうけど、少女が死んでいるのなら、あったほうがいいのではないかと――…そんなことを思い立ち、体を温めてくれそうなものをと働く女将>>264の元へと、寄ることにしたのだった。焼きたてのジンジャークッキー…ジンジャークッキーの霊体といえばいいのだろうかを一つ摘もうとして、右手にうまく力が入らないことに気づくだろう]