人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【墓】 柊の氷華 ジークムント

[そうして戦舞台を眺めている中、隣に近付く気配があった。>>68
 ハルトが次戦への準備を進めつつも、時折こちらの会話へ意識を傾けているのは感じていた。
 何か思う所ある風の表情が居心地悪くはあったが、肩に乗せられる手を払うことはなく]

 理解などはどうでもいいが……
 ――こうとなっては、他に責の取りようもなかろうからな。

[つまり了承を示しているのだが、やはり素直な一言で受け止めることは出来ぬ性分らしい]

 咎ならば幾らでも引き受けたというに……。

[続けたのは誰に聞かせるでもないぼやき。
 この氷華にとって、自ら歩み寄ることは、相手に何をされるよりよほど堪えるようであった]

(+50) 2015/10/08(Thu) 21:58:01

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