そう願う。此処はタオルで体を拭くこと位しか出来そうにないしな。
[もしかしたら、ベリアンや夜に来る彼に言えばある程度融通してもらえるのかもしれないが。
しかし、あのドールのような相手はともかく、ベリアンと格子を介さずに合えば、彼の身が危ないだろう。
敗者なのだから、不便は我慢するべきか。]
……そう、か。楽しそうで何よりだ。
[最初は掌で触れる程度であったのに>>+46、いつの間にか全身で毛並を堪能する後輩に、内心驚く。
どちらかと言えば、相手と一定の距離は置くタイプだと思っていたから。
自分もそう、であるから、単に理解していなかったのかもしれない。
ある程度はレトの好きなようにさせたままにしただろう。**]