大丈夫か、エル…、
[瘴気が過ぎ去れば腕の中の弟に声を掛ける。もしかしたらエルに瘴気は効果がなかったかもしれないと弟の正体をその時思い出したりしつつ。
>>+38イェンスの名を呼ぶゾフィヤの声に気付いて]
イェンス、ゾフィヤちゃん! 大丈夫か…!?
[駆け寄ろうと立ち上がるが、思ったより消耗していたのか、くらりと立ち眩んで片膝をつく]
い、ってぇ…、
くそー瘴気にはわりと耐性あったほうだったんだけど…勇者パワーがないせいかなー。
[けれど右手にはフィーが残してくれた新しいお守りがあるのだ。くらくらする頭を右手で抑えれば、気持ちが落ち着いて行く気がした。
他の仲間たちの安否を出来るだけ確認しようと周囲を見渡す]