― 数刻前:マーティンと>>+35 ―
カレルって…あの金髪の若い乗務員ですよね?
かの…や、彼がそんな事するなんて…
人は見かけによらないなぁ…
[あ、マーティンさんのことじゃなくて、なんて冗談を交えつつ]
ええ、全くおかしな話です。なんなら死ぬ前より”元気”だったりして。
[にかり笑い返す]
パックリ行ってるでしょ?即死ですよ即死。
すごい形相で追っかけられて正直怖かったんですけど…
[肩をすくめて苦笑いして]
でも今はあの人に感謝してます。
――やっと『自分』を取り戻せたから。
[左胸に手を当て、しっかと思いを噛みしめる]
…ところで、一個訊いてもいいですか?
”なんで”殺されたんです?
[――それは、言外に「危険生物なのか」という、お互いに気になっていたであろう問。
もし人狼なのかと聞かれれば、事も無げにはいそうですよと答えるだろう]