人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>+26
[亡霊のごとく透きとおった自らの躰に手を当てて、そっと撫で下ろす]

休眠を欲するのは、永き世を過ごしてきたことの対価だもの。
血だけではきっと、どんなに潤おうとも、贖えないものだわ。

[ほんの幽かに哀惜を交え、呟いた。梟をじっと見つめる]

――けれど、ガートルート。
貴女がそう云って呉れるのでしたら。私も、貴女に触れたく思うのよ。

[徐々に実在を取り戻していく古老の姿。
 幼気な表情に艶を交えて。小さな牙を口元から覗かせる。
 傍らに遊ぶ紅榴候の小指に唇で触れ、かぷり、と牙を突き立てた]

(+46) 2015/02/02(Mon) 22:52:44

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