クララさんにお願いしてディーターさんを占って人間って言ってもらえば大丈夫って考えていたけど。 ディーターさんを守るために、クララさんが本当の占い師と皆に信用してもらうために。 …クララさんを手にかけろ、って言われて――。[一瞬仲間を説得しようと思った、とは。ただの言い訳にしかならないと思っているから黙っている。] だけど、最終的に選択したのは僕の意思だから。 責任は僕にある。[懺悔の言葉は重い後悔を含んでいたけれど、最後の一言は強い意志が込められていた。]