人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


【墓】 瞬槍 リエヴル

 ……ったく。
 何なんだよ、一体。

[は、と息吐き、零したのは愚痴めいた呟き。
 この、なんとも評しがたい振り回される感覚は、いつか感じたものと似ている気がした。
 それはつまり──不可避存在である、という事を示している]

 似た空気……ね。

[魔女が触媒としているものは知らぬ。
 だから、その言葉の意味は計り知れぬけれど。

 ある程度までの踏み込みを許容できる理由の一つとなったのは、多分、間違いなくて。

 あれやこれやと文句を言いながらも、訪ねられれば杯を交わすようになるまで、さして時間はかからなった。*]

(+45) 2014/04/06(Sun) 14:51:00

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