ふふ、ごめんなさい。
でもそう思ってしまったの。
[びみょー、と感想を漏らすディーク>>*83に謝罪しつつも少し笑って。
紡がれる彼の想い出を静かに聞く]
そう……良い出逢いをしたのね。
嵐激の翠龍王の話はサイプレスにも届いているわ。
若くして国を背負い、ユウレンを発展させたと。
王でありながら騎竜師であり、
半身である龍と共に国を護り、空を翔けた、とも。
身近にそんな存在があるなら、憧れるのも無理はないわね。
[私にとっては60年は前に活躍したと言われる人物。
遥か遠い伝説となるにはまだ近しい、現実味の在る伝説王。
困難を仲間と共に乗り越えた王は、叙事詩のような形でサイプレスに伝わった。
それだけの人物であると、私は認識している*]