もし、ヴィンセントが俺の死に様に立ち会う事があったら、これ、あげるからさ。ユーリエのいるとこに埋めてくれる?[ そう言うと、胸のところに付けられている緑の貴石が輝く真新しい勲章を、差した。 ]これ貴重なんだけど、俺しか使えないもんだから俺が死んだらゴミ同然なんだよねー。でも俺の一部みたいなもんだから…[ 何だそれは、と言われるだろうか。 ]まだ機密だから何に使うかは言えないけど、魔石だよ。何年かしたらヴィンセントにも回ってくると思うよ。