― 天上宮・楼閣 ―[天に朱色の焔華舞うと、カサンドラがその場所に辿り着いたのは、ほぼ、同時。>>+41現状この場を一人で守護しきっている彼の持つ力に、なんとも言えずただため息をつく、が]討伐隊が一人、カサンドラです。僭越ながら助太刀に参りましたわ、カスパル様。[すぐに真顔に戻って名乗る。玄武神が気を回したことはなんとなく、言わずにおいて。言葉を継ぐ前に一度、天を飛び回る妖なるものを見据え]