人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


【墓】 瞬槍 リエヴル

― 杯交わす事始め ―

[友や隊の者を除けば表情の変化を示す事の限られる男にとって、独り酒は常の事だった。
 故に、その日も私室で静かに飲むつもりでいた。

 なお、帰還しても自宅に帰らない理由の一つには、一人でゆっくり飲みたいから、というのがあったりするのは、余談]

 ……ん?

[ぼんやりと巡っていた物思いを破ったのは、軽いノックの音。
 とはいえ、訪ねてくるような宛はなく──訝りながらも、扉を開けて]

(+41) 2014/04/06(Sun) 14:50:30

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby