――回想・6dNルーム――
[私が不安、戸惑いを隠しきれないままエレオの名前をぼそっと呟いただけの反応をしたのに対し、彼女は喜びからか、嬉しそうに、私の手を取りました。
その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいたのです>>+20。]
エレオ、久しぶり……私も会いたかった!
[彼女は私の周りをうろうろと周り、何やら見ていました。
私のことを心配してくれているのでしょうか。
私がどのような第一声を掛けようか悩んでいたのが、何だったのかと思う程に素直に感情を出してくれた彼女は、やはり変わらないままで。]
いっぱい心配かけさせちゃってごめんね。
エレオが私が死んだって聞いたとき、お皿落としてショック受けてた場面、見てたの。
うん、私は大丈夫。……大丈夫かは不思議なラインだけどね。
[エレオが半透明の姿で居るということは、彼女の身に何か起こったのは確実でしょう。
でも、トラウマを刺激されたりやショックな内容かもしれない、と彼女から言い出さない限り聞かないことにしました。
何より、彼女に笑っていて欲しいから。>>3:+33>>3:+34*]