[煙が晴れてからは別の男性が仲裁に入ったので、
暫く様子を見守る]
うーん……、今度はガル―ではなくて泥棒>>21?
さっき大声で叫んでいたのは咄嗟に口に出ただけで、
深い意味はないのかな。
[うん、きっとそうだと心の中で一人相槌を打つ。
だってガルーは小説上の架空生物。
だから――]
ガルーなんているわけないじゃん。おおげさだなあ。
[なんて口にした直後、
まるでタイミングを計ったかのようにスノウが現れて、
人狼によってカシム少佐が殉職したことを告げた>>52]
(おかしいのは私の方なのなの……?それともみんな?
もう何がおかしいのかさえわからないよ……)
[分からないことが立て続けに増えていく一方で、
解決することは何もない。
私の脳はとっくにキャパオーバーだった。]