……ああ、そういえば。いつぞの礼を、確りと言ってはいなかったな。[ふと、思い出したのは、己が天へと帰った刻の事]私が戻る際に、気の流れを見事に律してくれたのは、貴殿であったよな。……あれのおかげで、思う存分に舞えた。感謝している。[感謝の言葉と共に向けるのは緩やかで優美な一礼。浮かぶ笑みは余り見せない穏やかなもの。*]