て、わっ……な、なんだっ!?[不意に走った震動。思わずよろめくものの、風乙女が支えてくれたおかげで、転ぶのは免れた]みんな、だいじょーぶかっ!?[他の面々もよろめくようなら、とっさに風に支えを頼んで。震動が治まるのと前後して、何か、嫌な感じを覚えて。視線を向けた先には、混沌とした色合いの渦があった]