…やっぱりそう、か。
…君も…。
[>>+34ステファンの言葉に、眉根を寄せる。彼が、彼自身の顛末を言葉にすれば>>+35]
…一報を聞いたときは驚いたよ。まさか君が、って。信じられなかった。
君は何となく…一番、こういうことから縁遠いように思ってたから…。
…お父上はご無事だよ。同乗されていたベルンシュタイン大佐の兄上も…軽傷を負われたようだけれど、ご無事だった。
[ステファンの視線に、罪悪感から目を伏せる。
戦場での死を望み、戦争が激化すれば良いと思っていた自分は、彼の父親の死を願った事があったから。]