は…
[リエヴルが、立ち上がってこちらにゆっくりと歩いてくる>>+32
信じられない。
クレステッドの狼の姿を見たときくらいに驚き、言葉が出ない]
リエヴルさん、足が
[言う間に彼は格子に近づき、本当に忌々しい、というように呟いた。
全てが信じられなかった]
あの、リエヴルさん
王子が無事という話ですよ
…なんで、そういう風にいうんですか
何か、勘違いしてませんか
[彼が立ち上がって初めて、彼は自分よりずいぶん背が高いことに気がついた。
格子の向こうの彼を見上げながら、少し震える声で聞いた。
答えはもう、わかっている気がした**]