言ってくれてありがとう。 じゃあ、今度は私の話したいことの番かしら。 ……私のお父さん、人狼だったの。 でも私は、お父さんのことが、人狼でも大好きだったの。 もちろん、それは今も変わっていないわ。[人狼に憧れを持つ彼女へ、伝えておきたかったこと。真意は「私もサシャの仲間のようなものだから」と。ずっと不安そうな彼女を、安心させたかったのです。少しでも、彼女は安心してくれるのでしょうか。*]