[>>+29新たな人影に気付いたのは、シェットラントが先だった。呼ばれる名前を認識して、目を瞠る]シロウ教官《せんせい》……?[恩師であった彼とは、卒業以来顔を合わせていない。軍に身を置いているのだろうとは思っていたけれど、どの部隊にいたのかも知らない。ただ、自分の知っている彼ならば、たとえあの世だろうが気安く手を振りながら寄ってきそうな気がしていた]……お久しぶりです。[>>+31物怖じするかのような彼の態度に戸惑いながら、会釈する]