― 西寮・自室 ―だって、仕方ないだろ。俺に出来なかったのは、お前が俺の魂を奪っていったからだし……。[複雑そうな顔をするリエヴル>>+9に顔を赤らめながら、言い訳をする。けれどもそれが真実なのだ。命を喪ったことだけではなく。戦いを終わらせることは自分以外に出来ても、彼をもう二度と孤独にさせないことは自分にしか出来ないから。ならばこうなって良かったのだ。そう思うほどこんなにも彼に心奪われている――]