【見】 【墓】 スタッフ シルキー

[勢いよくツッコミを重ねる姿に
結構ノリの良い人だな、と思ったことを覚えている。>>+198
彼にとって喜ばしい評だと、その時は知らずとも。

夢や目標はあったのかと尋ねた自分に
くすくすと笑いながら―――でも。>>+200
至極真剣な声色で告げられて
一瞬だけ目を瞠った。

続けて語られた彼の過去は。
>>+202>>+203>>+204>>+205
それは何だかんだ争いごととは無縁で
呑気に生きてきた自分には
想像も出来ない程重く、惨いものだった。

口を挟むことも憚られ、
ただじっと彼の表情を見つめたまま
語り終えるまでを聞いて。]