[彼女がお皿を落とした音が聞こえました>>252。]
エレオ……エレオ……!
[エレオが、私の死を知ってしまったのです。
私はすぐさま彼女の隣へと飛んでいったのですが。
撫でようとしても、抱きつこうとしても、すり抜けてしまい触れることは出来なかったのです。]
ごめんなさい……! ごめんなさい……!
[私は私自身が何かの、誰かの役に立っているのかと、常に疑問に思っていたのですが。
私が死んで悲しんでくれる友人は居たのです。]
でも、エレオは泣かないで。
私の為に泣いてくれるのは嬉しいけど、私が言うのも変だけど。ずっと、笑っていて欲しいの。