…ごめん、なさい。 最後まで行けませんでした。 でも、出来るだけのことはした、つもりです。[紡ぐのは謝罪と、手を伸ばせる範囲のことはしたと言う自負。未来へ進むヤコブの援けになれたかは分からないが、ローズマリーの成すべきことはして来たつもりだ。それでも悔しさはあったから、どうしても瞳から雫は零れてくる。表情だけは、笑みの形を必死に保った]