先生の?
シェルダン先生には、いつも、たくさんお世話になっていました。
……最期まで、いっぱい迷惑かけて心配かけさせちゃいましたけどね。
[女性が話しかける様子は、どこか不安そうに見えて。
大丈夫ですか、と軽く問いながら]
私は、死にました。……死の瞬間を、克明に、覚えています。
だから、こうして浮いているのでしょう。
[彼女が医務室で私やシェルダン先生、ダーフィトとの会話を聞き、私がボロボロ泣いていた現場を見られていたことを知ることもなく>>2:+7>>2:+8。彼女の問いには、何の疑問もなく答えましたが。]
えっ……あの、大丈夫ですか!?
[次第にパニック症状になっていく彼女の様子にさすがに私も慌て、彼女の肩へと手を置こうとしたのですが。
無慈悲にも、すっと通り抜けてしまったのです――。*]