男として……か……
[彼が自分のことに気付いたのはいつかは知らない、
自分のことに気付いてることを知ったのはあの実技試験からそうたってない時だった気もする]
銃とか、ボウガンとか、遠くから狙うのが一番しっくりくるって感じるけど…、
でもそうだね、いざって時にできなくて泣くよりはずっとずっとまし。
[打ち込みを再度開始しはじめる時には互いの会話は再度必要最低限のものへと。
ただひたむきに、目の前にあるものを、リエヴルとの時間を自分のものへとするべく…]
あ、ねぇ?
そういえばトールと…
[ふと浮かんだ何かに言いかけた言葉は、
するどい視線、しかもなにか集中しろという以上の何かを含んだもので止められたとか**]