>>+12,>>+27[體血を費やして戻した肌色も、徐々に青褪めていく。うっすらと笑んで、少女の中を見透すように視線を据えた]……ほら。奪っていいのよ。 私から。この服を着た、あの日の女の子から。[空色の布地をびりっと裂き開いて、寝台に横たわる。 倒れ伏す獲物のように。 主導権はどちらにあるのだろう? 彼女だろうか、私だろうか、それとも彼女だろうか。]……牙も、爪も、持たない子でも。 私を望むのなら、与えてあげる。 さあ、この聖餐へ。共に、与りなさい。