[上部だけの優しさなら社交場にいる淑女に幾度となく言ってきた。しかし、そんな言葉を彼女に向けても意味がないだろう。言いたいこともたくさんあったが、慰めにはならないだろうからぐっと堪える。ただ、一言伝えた方がいいと思う言葉を口に出す]私はあたなに後悔で終わってほしくないんです。[彼女に言葉は届いただろうか。そうしていると、桃色の髪が特徴的な……]リーゼロッテさん?あなたまで……。[士官候補生だっただろうか、位も高くなく、候補生のリーゼロッテさんがここにいる意味がわからなかった*]