─ 南の入江 ─
[問う様に名を呼んで間を置かず、ばさばさとじゃれつきに来る姿を見止めて自然笑顔が浮かぶ。
その後ろ、驚いた顔>>+5も見えれば、より笑みが深まって]
ディー!
良かった、やっぱり思った通りだった。
[良いことばかりではないが、顔を見られたことで安心しきり、つい子供の頃の呼び名で呼びかける。
先に海に落ちた彼らとは違う所に行くかもという不安が胸の内にあった為、安堵の息を吐きながらじゃれつくヤクモを抱きとめる。
濡れた身体も服も暖かい羽に包まれて、心地良く温められながらディークの軽口>>6を聞いて]