[カラスの話を聞きながら後を追いかけていると、そのままシェイの案内する方向だったようで人がいたの痕跡のある空間に辿りついた>>+29そこにはローゼンハイムの姿があった。自分の耳はなくなるほど噛まれた、と思ったが、彼を見ると自分は比較的軽度だったと悟るほど、ローゼンハイムの左耳は痛ましく齧り千切られていた。そのせいなのか、彼は呼びかけても全く目を覚ます様子はなかった。呼吸はあるので息はあるようだが…。]