さて、それじゃ改めて行くとするか。……竜の気配は、幾つか感じるが……取りあえず、近場に向けて行ってみるか?[複数感じる気配の内、一つは僅かに異なる感触がある。恐らくは、白狼児の連れている龍王の眷属だろう、というのは察しがついたから。向かうとすればもう一つ──穏やかな光をも感じる方になりそうだが。*]