[気がつくと職員室ではない何処か違う所にいた。何だかボーッとする。しかし、頭が覚醒するにつれて次第に最後の記憶を思い出す。職員室を眺めていたら、白い猫がやってきて、自分のマギカジェムを持っていたのだ。つまり、マギカジェムは自分にとって新しい心臓だったのだ。]
私は死んでしまったのですね?
(そうだぜ。ざまあねぇな。だが、安心しろ。斎、お前は俺の中で生きるんだよ!!)
[ブランがそういうと斎の左胸に飛び込んでくる。そのまま自分の体の中に入ってきたと思うと同時に自分の意識は遠のいた。]
安心しろ、せめてもの情けだ。お前の意識は残してやるし、お前の仇も倒してやる。
[そこにはいつもの変身した後の姿の斎がいた。]