[「君も」とのフランツの言い草には思わず吹き出してしまいました。全く若者とは青い生き物ですね。もう死んでいるものと思えば、わたしはますます彼に向けて言葉の槍を投げるのでした。遠慮なんかするもんですか、悔しければ言い返せば良いのです。]わたしはフランツの全部なんか知らないもの。知らせようという努力もしてくれないなら「わたしから見たフランツ」像、で話すしかないじゃない。話してくれるんなら、いくらでも聞きましょう。説明もせずに周囲に責任転嫁するのは、みっともないわよ。