― 天上宮・門付近 ― そうでしたか。 お心遣い、重ねて感謝します。[予想外に自分へも向けられた感謝と、好みを問う心遣いを有難く受け取る>>+29。 如何なる物を与えられるより、思いを零さず受け止めるその微笑みこそが有難いとは、口には出さなかったけれど] 急ぎの用、ですか。 いえ、それは特には。[従者たる身は、現在特別な役目を負っているわけでもなく。 神妃の視線から蒼龍神らも近くに在ることを知れば、言葉交わす流れを厭うことはなかった**]