― スリープルームN ―
[彼は私の様子に戸惑っているようだった>>+28
語りかけるように、言葉を選んで優しい声で話す彼と
彼の紡いだ言葉に、私の不安が和らぐのを感じた。]
そっか、避難艇は全て発進していたのですね……。
[あの時>>1:+34、もしキアラちゃん達が
ファームパークから逃げ出せても、
目指していた目的地には既に救いが無かったことを知り、
やりきれない気持ちになる]
私は、私達は、残念ながら避難艇の場所まで
辿り付くことが出来ませんでした。
ファームパークでドロイドの暴走直後に襲われて、
気が付いたら……。
同僚のミーネが私達を運んでくれたみたいです。
>>1:112>>1:184
[まさか目の前の青年が、
現在の状況を受け止めたくないが故に認識を歪めている
なんて知る由もない私はそれで通じるだろうと悲しく笑ってみせた。]