[私がエレオの反応を見て沈み、アイリに慰められていた時。
少し遅れてオクタヴィアさんが来られました>>+22。
彼女も、アイリと同じく私を励まして下さいました。
――私に悲しんで欲しくない。私が笑えば笑ってくれる。
彼女の言葉には、柔らかさと同時に“重み”が感じられたのです。
まるで、シェルダン先生のような。]
そう、ですね……。仰るとおりです。
泣いている人間が泣くな笑え、って言っても説得力ないですからね。
[まるで、お母さんのようなしっかりとした、温かい人。
そういえばお母さんも死んだ時、オクタヴィアさんくらいの年だったかしら。
重ねちゃ駄目なのに。
それが理由で死んだところだったのに。
一瞬暗くなりそうだった表情を隠し、心配かけさせないようにと笑顔を作ったのですが、笑顔になるまでに一瞬の間があったことに気付かれたでしょうか。*]