[そんなことをしている彼に一声降り注ぐは契約者のモノ。] 『エド、気ぃ抜いてる場合じゃないみたいですぜ。』 うぇえぇえぇ?! どどっどどこここでっす?![どうやら臨戦態勢に入る必要があるらしい。契約者の声に彼は吃りながらも、武器である手紙の封を手違えることなく切った。最初は空の封筒も、持ち主が意思を持てば白い便箋が現れる。彼が視認出来るのは、東階段の上から一気に8体。一応、此方の空間にも悪霊は出現しやがるのだ。ドヤ顔して満足気に手振ってるだけじゃお仕事は終わらない。]