[こちらの驚きを意とも介さぬ様子で、パメラは椅子に座って宿を見ている>>+20。 気持ちの良いものではない。糾弾と反発、そこに銃が出てくる。 無為な殺し合いにはなってほしくないと思っていたが、懸念は杞憂とはならなさそうだ。](オットー……)[そして、背にクララを庇ってまで、リーザに反論するオットーが、代わりにひどく薄っぺらく見えた。 クララが狼だと知っている、自分の視点だからだろうか。 声を出せないのは都合がよかった。ここにいたら、叫ぶのを止められなくなりそうだったから。]